ボクシングとキックボクシングの違い
ボクシングとキックボクシングの違い
【目次】
1. イントロダクション
2. ルールと競技場
3. 技術と戦術
4. フィットネス・ダイエット効果
5. ファイトスタイル
6. トレーニング方法
7. まとめ
1.イントロダクション
ボクシングとキックボクシングは、
双方とも世界中で広く行われている格闘技です。
しかし、これら2つのスポーツにはそれぞれ異なるルールや技術、そして魅力があります。ここではボクシングとキックボクシングの違いについて詳しく説明していきます。
2.ルールと競技場
まず、ボクシングは4つの基本ルールで競技が行われます。①拳のみを使って相手に攻撃すること②試合はリングで行われること③試合時間はラウンド制で行われること④ボクシンググローブを着用することです。一方、キックボクシングは、ボクシングのルールに加えて蹴り技を使うことができるという大きな違いがあります。膝蹴りや肘打ちもルールによっては可能です。キックボクシングはリングで行われることが一般的ですが、場合によってはキックボクシング専用のリングもあります。またキックボクシングの本場タイでは屋内ではなく屋外にリングが設営されたジムが一般的です。
3.技術と戦術
ボクシングとキックボクシングの技術と戦術も異なります。ボクシングでは、主にパンチの技術に重点が置かれ、ジャブやストレート、フック、アッパーカット、ボディーブローなどのパンチの技術が重要です。一方、キックボクシングでは、パンチ技術に加えて蹴り技も重要となります。ローキックやハイキック、ミドルキック、膝蹴りなど様々な蹴り技を使い分けることが求められます。また組み合ったときの首相撲もボクシングでは禁止されていますが。キックボクシングでは大切な戦術のひとつです。
4.フィットネス・ダイエット効果
両者とも、高いフィットネス・ダイエット効果が期待されるスポーツです。ボクシングは、体幹や腕、肩、背中などの筋肉を鍛える効果が高く、特に有酸素運動効果が高いとされています。一方、キックボクシングは、ボクシングと同様に体幹や腕、肩、背中などの筋肉を鍛えるだけでなく、下半身の筋力も鍛えることができるため、全身のトレーニング効果が高いと言われています。
5.ファイトスタイル
ボクシングとキックボクシングではファイトスタイルも異なります。ボクシングはガードの隙間を縫っていくようにパンチを繰り出していくので、なるべく肘を絞って真ん中を通されないように窮屈な体制をとるのに対してキックボクシングは、どちらかと言えば蹴りを中心にしたファイティングスタイルなので肘を外に広げて構えるのが一般的です。キックボクシングでは、相手の脚を狙った攻撃や膝蹴りなど、多彩な技術を駆使して戦うことが求められます。
6.トレーニング方法
ボクシングとキックボクシングのトレーニング方法も異なります。ボクシングのトレーニングでは、スパーリングやサンドバック打ち、ミット打ちなどの技術トレーニングが重要です。また、ランニングやジャンプロープなどの有酸素運動も欠かせません。一方、キックボクシングのトレーニングでは、パンチの技術と蹴り技の練習に加えて、膝蹴りや肘打ちなどの技術を磨くことも重要になってきます。もちろんキックボクシングでもスパーリングやバッグワークなどの実戦形式のトレーニングも重要です。ボクシングではつま先立ちの細かいステップワークのトレーニングが重要ですが、キックボクシングでは細かいステップワークというよりかは蹴りによる打撃に耐えれるだけの強靭な下半身の強化、筋トレに重きをおいているので、太ももやふくらはぎの筋肉が発達した選手が多く見受けられます。
7.まとめ
ボクシングとキックボクシングは、共に格闘技として違った魅力があり、それぞれ異なる特徴を持っています。ボクシングは、2本の腕だけを使ったパンチの技術を中心としたスポーツであり、それゆえに奥が深いスポーツだと言えます。キックボクシングは、パンチの技術と蹴り技を組み合わせた多彩な技術が魅力のスポーツです。全身を使ってトレーニングしているという達成感はキックボクシングの方が優れているかもしれませんが、手と足両方を駆使しなければならない難しさがキックボクシングにはあるかと思います。どちらのスポーツも、フィットネス・ダイエット効果が高く、トレーニングを通じて体力や筋力を鍛えることができます。それぞれを存分に楽しむために、ボクシングとキックボクシングの違いを理解し、両方のスポーツを楽しめるようにしましょう!
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