スパーリングとは?現役ボクシングジムトレーナーが解説
リングの上で行う実戦的な対人練習をスパーリングだったりマスボクシングという言葉で表現します。
ボクシングジムならではの2つのトレーニングですが、両者の違いは実際にパンチを当てるか当てないかの違いです。
この記事では、下記について当ボクシングジムの現役トレーナーが分かりやすく解説します。
- ✔︎スパーリングとは
- ✔︎スパーリングのやり方
- ✔︎試合やマスボクシングとの違い
- ✔︎スパーリングが上手いと喧嘩も強いのか
- ✔︎上手くなるコツ
- ✔︎初心者はいつからスパーリングができるのか
スパーリングとマスボクシングの違いを具体的な例を挙げながら説明していきます。
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1.スパーリングとは
スパーリングとは実践形式で行うボクシングの練習のことです。
試合を想定して行うため、怪我をしないようにヘッドギアやマウスピースを着用します。
プロのボクサーも試合前に仮想の対戦相手としてスパーリングを行っていますね。
本気で取り組むスパーリングのほか、軽く当てるライトスパーリングなどもあります。
2.スパーリングのやり方
まず準備としてバンテージを巻いて、テーピングをする場合もあります。
手首や関節・拳の保護をしっかりと行いましょう。
そのあとにストレッチを行いロープスキップ(縄跳び)やシャドーボクシング・サンドバック打ち・軽いミット打ちなどをトレーナーに要請し、ウォーミングアップを行います。
体が十分にほぐれたらヘッドギア・マウスピースを着用してボクシンググローブを着用し、スパーリングの準備をします。
アマチュアボクシングの場合はマジックテープ式のボクシンググローブを着用するのが普通です。
プロボクシングの場合は紐式のグローブを着用する場合もあります。
プロボクシングの場合はバンテージは使い切りタイプを使用する場合もあります。
使用グローブは通常14オンスグローブを着用。体重差がある場合などはグローブハンデをつけて体重が軽い方が12オンスグローブや10オンスグローブを着用する場合もあります。
3.スパーリングと試合・マスボクシングの違い
スパーリングはパンチを思いっきり打ち込んでいくいわば練習試合のようなものです。
3分間という限られた時間の中でどうすれば相手を倒すことができるのか?
倒せない場合はどうポイントを奪うか?
肉体だけではなく頭も使う頭脳戦です。
試合も頭脳戦であることは間違い無いですが、スパーリングのようにヘッドギアをつけないので相手の表情を見て戦うことができます。
不安そうな表情を見せた瞬間は見逃しません。
グローブの大きさも違うため、スパーリングの方が楽にガードできます。
またマスボクシングは相手に攻撃を当てない、もしくは軽く当てる程度です。
スパーリングや試合のように力を入れる必要はなく、攻撃と防御のバランスを考えながらさまざまな攻撃パターンを練習していきます。
マスボクシングのやり方
マスボクシングもまずは怪我をしないためにも準備をしっかりと行いましょう。
バンテージ・テーピングで手首・関節・拳(ナックル)の保護を行い、ロープスキップ(縄跳び)・シャドーボクシング・サンドバックやトレーナーにミットを受けてもらったりしてウォーミングアップをおこないましょう。
準備ができたらマスボクシングの場合はヘッドギアは着用しない場合が多いですが、マススパーなど軽くパンチを当てる場合には着用する場合もあります。
マウスピースは着用するのが一般的です。
マスボクシングはスパーリングとは違い、パンチを思いっきり打ち込んでいって相手を倒すことが目的ではありません。
どういった攻撃が相手に効果的なのか色々な攻撃パターンを対人で試していく実戦練習になります。
また攻撃(オフェンス)だけではなく、防御(ディフェンス)も非常に大切になってきます。
オフェンスとディフェンスのバランスを考えながらスパーリングよりも力を抜いてコンビネーションパンチの数を増やすことを心がけましょう。
4.スパーリングに関するQ&A
スパーリングについてよくある質問についてお答えしていきます。
今回は次の3つについてです。
スパーリングが上手いと喧嘩も強い?
スパーリングが上手いからと言って、必ずしも喧嘩も強いわけではありません。
喧嘩はルールがないので、何が起きるか分からないのです。
とはいえ、スパーリングが強ければ普通の人よりは喧嘩は強くなります。
(暴力的な喧嘩は成人したら辞めましょう!)
スパーリングが上手くなるコツは?
スパーリングを上手くなりたいなら、まずは基礎を徹底的に体に覚えさせましょう。
ガードの位置や体のバランスを意識し、正しいフォームを維持することが大切です。
また相手をよく観察して動きのクセを探れるようになるため、さまざまな人とスパーリングを組むことをおすすめします。
自身のスパーリングを動画で撮って客観的に確認したりプロのトレーナーからアドバイスをもらって愚直に改善していくのも近道です!
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初心者はいつからスパーリングができるの?
初心者の方も同様で、まずは基礎的な技術を習得します。
正しいフォームやパンチ、ディフェンスなど一通りできるようになったらマスボクシングから始めてみましょう。
対人練習に慣れてきたら本格的にスパーリングに移る、という流れをおすすめします。
「いつから」という明確な期間は個人差があるので断言できませんが、プロのトレーナーのもと安全にトライしてもらえれば安心です!
もっと詳しく聞きたいという方は、ぜひ大阪堺市のフィリアボクシングジムへ!スパーリングについて語り合いましょう。
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まとめ
スパーリングは本番試合さながらの撃ち合い練習のことです。
試合より大きなグローブとヘッドギアをつけるので実践と全く一緒というわけではありませんが、プロになりたい方は必須の練習と言えるでしょう。
大阪堺市のフィリアボクシングジムでは、元大阪チャンピオンのプロトレーナーが正しいスパーリングについて分かりやすく指導しています。
「もっと上手くなりたい」「プロを目指したい」という方はお気軽にご相談ください。
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